旬の食材

寒い冬に食べたい野菜はこれ!冬が旬の野菜をご紹介

寒くて体が冷える冬がやってきました。そんな冬に食べたい、冬が旬の野菜3種の栄養をご紹介します。最後にはレシピもありますので、ぜひ最後までご覧ください。

冬が旬のおすすめ野菜と一言で言っても、その種類は数多くあります。しかし、冬に野菜を食べるなら、やはり冬が旬の野菜がおすすめです。旬の野菜は収穫量が増えるのでスーパーでもお手頃価格で手に入ります。また、同じ野菜でも旬の時期にとれるものは、味が抜群に良いです。品種改良が進み、一年中いろいろな種類の野菜が手に入るようになってきましたが、旬の野菜は味も栄養も格別です。旬の野菜をしっかりと食べ、健康に過ごしましょう。

▼ブロッコリー

和食にも洋食にも合い、付け合わせの定番野菜であるブロッコリーですが、冬に旬を迎える野菜です。ブロッコリーをよく見てみると緑のつぶつぶが集まっているのが見えると思います。実はその一つ一つがつぼみで、私たちはブロッコリーのつぼみを食べているのです。ブロッコリーのように花の部分を食べる野菜は珍しく、カリフラワー、キク、ふきのとうなどがあり、それらを総じて花野菜と呼ぶことがあります。ブロッコリーといえば栄養価が高いことで知られていますよね。実際にどのような栄養素が含まれているのか見てみましょう。特に多く含まれているのがレモンより多いビタミンC、その他にもたんぱく質、ビタミンE、葉酸、カリウム、クロム、カロテン、食物繊維、スルフォラファンなどたくさんの種類の栄養が含まれています。これだけの栄養が含まれているブロッコリーですので、期待できる効能もたくさんあります。ビタミンCにより免疫力アップや美肌効果が期待できますし、スルフォラファンには抗酸化作用、解毒作用が期待できますので、がんの予防や老化の防止も期待できます。年中手に入りやすいブロッコリーですが、国産が出回りやすい冬にぜひ楽しんでくださいね。

▼ほうれんそう

こちらも青々とした見た目で料理の彩りをアップしてくれるほうれんそうです。ほうれんそうの旬も冬なので、冬になれば通年より太くしっかりとしたものが出回ります。ほうれんそうも栄養価が高い野菜として知られていますが、どのような栄養素が含まれているのでしょうか。ほうれんそうには牛レバーと同じくらいの量の鉄分が含まれています。動物性のものと比べると吸収率は劣りますが食べやすいので貧血予防にうってつけですね。その他にも、抗酸化作用のあるβカロテンやビタミンCも豊富に含まれていますし、捨ててしまう人の多いほうれんそうの根元のピンクの部分には骨の形成を助けるマンガンが含まれています。マンガンを摂取することにより骨粗しょう症予防肌荒れの予防などの効果が期待できますのでぜひ根元まで食べてくださいね。味もほんのり甘くておいしいです。

▼ゆりね

茶碗蒸しに欠かすことのできないゆりねですが、その名の通りゆりねは百合の花の球根部分です。実はゆりねは栄養価の高い野菜です。たんぱく質がジャガイモの2倍も入っていることから滋養強壮に良いと言われていますし、カリウムや鉄、リンなども豊富に含まれていますので、体の調子を整えてくれます。グルコマンナンという食物繊維も豊富に含まれており、コレステロールの上昇を抑える効果が期待できます。その昔は薬用として食されており、滋養強壮、利尿作用、咳止め、産後病後の回復などの効果が期待されていました。あまり食べる機会のないゆりねですが、旬の時期なら手に入りやすいので、ぜひ食べてみてくださいね。

▽冬野菜を使っておいしいレシピ

今回ご紹介した野菜の中でも、ゆりねはあまりなじみのない方が多いかと思います。そんなゆりねを使ったおいしい簡単レシピをご紹介します。

ゆりねのかき揚げ

【材料】
ゆりね 1個
お好きな具材(わかめやにんじん、ブロッコリーなどがおすすめです) ひとつかみ
小麦粉 大さじ2
卵 1個
水 大さじ2
揚げ油 適量
塩 適量
すだちやかぼす お好みで

【作り方】

  • ゆりねは1まいずつはがして黒い部分を切り取り洗います
  • その他の具材も食べやすい大きさに切ります
  • ゆりねと野菜を合わせ、小麦粉大さじ1をまぶします
  • 残りの小麦粉、卵、水をさっくりと混ぜ合わせそこに③を加えます
  • 180度に熱した揚げ油でこんがりと揚げます
  • お好みでこちらも冬が旬のすだちやかぼすを添えれば完成です

その他にも、素揚げや炒め物、卵とじや煮物、チーズ焼きなど、ゆりねは和にも洋にも中華にも意外とどんな調理方法にも合います。食べなじみのない食材ですが、旬の時期にぜひゆりねを楽しんでくださいね。

まとめ

冬に旬を迎える野菜を3種ご紹介しましたがいかがでしたか。旬の野菜を食卓に加えると、季節感や特別感が出て食事が華やかになることでしょう。冬が旬の野菜はまだまだあります。寒い冬も食事を楽しみましょうね。

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