果物

食事について

果物は食卓に潤いを与える食物

果物の色と味と香りは食卓に潤いを与える食物です。

果物は鮮やかな色彩や、さわやかな香り、甘酸っぱい食感があり、食卓に潤いを与える食物です。そして人間の体にとって欠かすことのできない栄養素(ビタミンC、ビタミンA、糖質、カリウム、食物繊維や、さまざまな酵素や有機酸)を多く含んでいます。日本で販売されている果物の中で日本原産といえるものは梨や栗ぐらいです。その他は、外国から伝えられたといわれています。現在では、さまざまな果物が日本で栽培されていますが、世界各国から多様な果物類が輸入されおり、日本及び海外含め年間数百種類が流通しています。

果物は、もちろん生で食べられますが、ジュース、ジャム、ドライフルーツなどの加工品も多く利用されています。食後のデザートとして食べる習慣は、江戸時代からあったといわれています。

なぜ食後に果物を食べると良いか?

  1. 果物独特のさわやかな香りと甘酸っぱさによって食後の口中がすっきりする
  2. 果物によってはタンパク質分解酵素が含まれるので食事中に摂取したタンパク質の消化を促す
  3. 果物の栄養を効率摂取できる

果物はビタミンCの供給源として、とても重要です。日本人のビタミンCの摂取量は近年大きな変化はありませんが食品群で見ると、以前はビタミンC摂取量の約50%は果物でしたが、近年では代わり野菜類から摂取する割合が大きくなっているようです。
しかし、果物にはビタミンCが豊富に含まれていますので毎日必ず食べるとよいでしょう。疲労やストレスなどでビタミンCは多く消耗しますので、積極的に摂取していきたいものです。また果物にはビタミンAも多く含まれています。

ビタミンCが多く含まれる果物

レモン
グァバ、ユズ果皮、イチゴ、ネーブル、柿、キウイ、金柑、パパイヤ、レモン、温州みかんなどの柑橘類、アボガドなど

ビタミンAが多く含まれる果物

柿
マンゴー・あんず・スイカ・びわ・アボガド・ウメ・温州みかん・柿・キウイ・イチゴ・イチジクなど。

ペクチン

果物にはペクチンという成分が含まれています。
ペクチンとは、植物の細胞膜を構成したり細胞を保護する炭水化物の一種です。ペクチンは、りんご、柑橘類の皮の部分、すもも、いちじく、バナナなどに含まれています。ペクチンは繊維と結合していますが酸や糖で分解・加熱するとゲル化します。ジャムやマーマレードはこの性質を利用して作られます。

果物の糖分

果物の糖分は主に「果糖」「ブドウ糖」「ショ糖」があり、種類によって甘味の強さが違います。砂糖の主成分であるショ糖の甘みを1とすると、ブドウ糖はO・75、果糖は1.70ですので果糖は甘みが強いということになります。また、果糖にはアルファ果糖とベータ果糖がありベータ果糖のほうが甘みが強く、温度が低いとベータ果糖が生成されやすくなるので果物を冷やして食べると甘みを強く感じます。

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