脳のエネルギー源とは
人の脳は知能や記憶、神経に関わる器官です。
脳とその他の器官の大きく違い、それはエネルギー源です。
体は炭水化物、たんぱく質、脂質の3台栄養素のどれからでもエネルギーにできます。
しかし、脳は血液中の糖分しかエネルギーにできません。
そして脳は、大量のエネルギーを消費します。寝ている時もエネルギーを消費しているのです。
脳の重さは体重の約2%ですが、約20%ものエネルギーを使うといわれています。
つまり、1日に2,000kcalの人は約400kcalのエネルギーを脳で使うという事です。
脳はブドウ糖を蓄えられないため、血液中のブドウ糖が減少してくると肝臓や筋肉に蓄えられているグリコーゲンがブドウ糖になります。
肝臓に蓄えられているグリコーゲンには限度があるため、食事からブドウ糖を摂取する事が重要です。
糖分が不足すると脳はエネルギー不足になり働くことはでなくなります。
朝は脳がエネルギー不足
朝は血糖不足の状態です。
脳は眠っている間も起きている時と同じくらいのブドウ糖を消費しています。
前夜の食事は睡眠中にほとんど消費され目覚めたときにはエネルギー不足となっています。
朝食で脳のエネルギー源のブドウ糖を補給する必要があります。
朝食を抜く人がいますが脳が十分に働かず集中力できなくなります。
朝食は少しの量でもよいので摂るようにしましょう。
脳に必要な栄養素
脳のエネルギー源のブドウ糖、つまり糖質である炭水化物を摂取しなければなりません。
最近では炭水化物抜きダイエットという言葉を耳にしますが、これでは脳にエネルギーが届きません。
それどころか太りやすい体質、メタボを生み出す要因になります。
脳に必要なエネルギー不足
▽
筋肉中に蓄えられているグリコーゲンで補う
▽
筋肉が衰え痩せていく
▽
やせた筋肉は基礎代謝が低下
▽
エネルギーを消費しにくい体質になる
糖質
脳のエネルギー源となるブドウ糖。
含まれる食品
ごはん、パン 麺類 芋類 豆類等
※精製された砂糖は、ブドウ糖と果糖に分類されて急激に血糖値をあげたりインスリン分泌を増やしますので、たくさん摂ることは避けましょう。1日3食の食事、デンプンからのブドウ糖摂取が望ましいといえます。
ビタミンB1
ブドウ糖を代謝するときに必要なビタミンで、脳のエネルギー補給に役立つ。
含まれている食品
豚肉、大豆、レバー 胚芽米 落花生 ごま 豆腐 ほうれん草など
ビタミンB6
神経伝達物質を合成する働きを持つビタミン。
含まれている食品
小麦胚芽、レバー 酵母 まぐろ にんにくなど

ROYAL358店長
丹羽SOD様食品販売会社の出身。丹羽SOD様食品SODロイヤル、Niwana、NewSOD、ルイボスTXなどを28年以上取り扱い、多くの方に丹羽SODのアドバイスを行っている、「丹羽SODアドバイザー」です。
詳しいプロフィールはこちら